モラハラ妻

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モラハラ妻 の特徴とは? 夫を言葉で追い詰めるモラハラ妻への対策とは?

公開日
更新日

 
執筆:須賀 香穂里(ライター)
監修:株式会社とらうべ
 
 
最近夫婦の離婚の原因として注目されてきたモラハラ。これは相手を貶めるような言動や態度で精神的に追い詰め、支配する精神的ないじめの一種です。弱者として見られがちな女性ですが加害者となって男性を傷つけていることもあります。その代表的な例として挙げられるのが モラハラ妻 というワードです。それではどのような言動や行為をする人が「モラハラ妻」とされるのでしょうか。ここでは モラハラ妻 の特徴をご紹介します。
 
 

モラハラとは

 
モラハラとはモラル・ハラスメントの略で、
 

「言葉や態度で相手の人格を繰り返し執拗に傷つけ、その恐怖や苦痛によって相手を支配し、思い通りに操る暴力のこと」

と定義されます(1)。
 
モラハラ加害者は相手を怒鳴りつけたり馬鹿にしたリ、言葉の暴力によって相手を傷つけます。そうして言葉巧みに、「こんなに怒られるのは自分のせいだ」と被害者に思わせ、怒鳴られることへの恐怖心を植え付けて自分の思い通りの行動をさせようとするのです(1)。
 
モラハラについて、心理カウンセラーが解説した動画としては以下のようなものがありますので、こちらもご参考にしてください。

 
 
 

モラハラをする人の特徴

 
モラハラをする人には、次の特徴がありますので、チェックしてみましょう。
 
 プライドが高い
 特別に扱われたい
 他人から褒められたい
 僻みが強い
 自分に都合のいいように解釈する
 自分がいつも正しいと思っている
 やられたらやり返す性質だ
 目的達成のためには、他人を利用したり、うそをつく事に躊躇しない
 見栄っ張りである
 
などといった特徴です(1)(2)。モラハラ妻とされる人たちの多くも、これらの特徴に当てはまるものがあると考えられます。
 
 

モラハラ妻 特徴は? 攻撃的な言葉

 
モラハラ妻の特徴は、夫を追い詰める攻撃的な言葉遣いです。
 
「私はあなたとは違う」
「あなたが悪い」
「私は正しい」
「口答えしないで」
 
などといった、モラハラ加害者の特徴そのものともいえる発言(3)(4)や、
 
「男のくせに情けない」
「どうせ私より○○のほうが大事なんでしょう」
「お隣の旦那さんは毎日◇◇をしてくれるらしいわよ」
「汚れるからソファに座らないでくれる?」
 
などの性別への偏見交じりのセリフ、他の家と自分の家をことあるごとに比較する、自分が被害者のような顔をする、潔癖で、仕事から帰ってきた夫を邪魔もののように扱うなどと言った女性ならでは、主婦ならではの発言も見られます(3)(5)。
 
またモラハラ妻にはしつこい追及をするという特徴があります(3)。
 
「わかってるの?」
「なにがわかったの?」
「ほらわかってないじゃない」
 
という三段論法で延々と責め続けられたり(3)、
 
「謝るくらいならなぜあんなことをするの」
 

と謝ったことすらも夫を追い詰める材料として使うのです(5)。
そのほか、
 
 日ごろから睨みつけてくる
 会話を無視する
 常に上から目線で否定的
 ことあるごとに嘘つき呼ばわりする
 侮蔑の言葉をかけたり、罵る
 はったり等で不安をあおり、従わせようとする
 悪口を言う
 親族を連れてきて、夫に自分の父親の悪口を無理やり言わせる
 子どもに夫の悪口を吹き込む
 
など、日ごろの態度や周囲を巻き込んだ嫌がらせを行うこともあります(6)。
 
社会的に見ると、男よりも女のほうがかよわいような印象がありますから、夫が妻のそのような言動について周囲に相談しても見方を得辛いという現状があります。よって夫はこんな妻の言動に心を折られてしまうのです(3)。
 
 

モラハラ妻 対策としては?

 
性別が男だというだけで、女性を相手取ったトラブルは男性にとって不利なものになりがちです。それでは自分の妻がモラハラ妻だったことに気が付いたらどうしたらよいのでしょうか。
 

友人の話として話題に出してみる(7)

モラハラ妻は、自分の行いがどれだけ相手を傷つけているのかを自覚していないケースが往々にしてあります。しかも直接的に「こういう行為は迷惑だ」と指摘されると、モラハラ加害者の特徴である「私が正しい」という考えが刺激され、余計に反発を招いてしまいかねません。
 
そこで、モラハラ妻の行いを知り合いの話として話題に出してみましょう。事実でなくても構いません。「知り合いが○○って言われたらしくてひどく傷ついていて相談された」といったように、あくまで他人の話として話して様子を窺ってみるのです。
そんな話からモラハラ妻が自分の行いを振り返って行動を正すようにさりげなく誘導してみましょう。
 

仕事と絡めて話してみる

職場でこんなモラハラを受けて苦労した、など仕事に絡めて引き合いに出してみましょう。「こんなことされたんだけどどう思う?」と相談という形をとるのもいいかもしれません。当事者の気持ちになって考えてもらうことで、自分の行いを考え直せるように導きます。

 モラハラというのは、相手を貶めることで自分の正当性を得ようとする行為です(7)。女性であるモラハラ妻は、性別の優位性を無意識に利用して夫を追い詰めます。モラハラ妻に悩んだら、一人で抱え込まずにまずは行動を起こしましょう。その時に、性別による不利な状況を作らないように注意することが必要です。
 
どうしてもどうにもならない場合は、専門機関に相談したり、離婚を検討するのも一つの手です。
 
 

【参考文献】
(1) 橋本智子(大阪弁護士議会)・谷本惠美(産業カウンセラー協会認定・登録カウンセラー)・矢田りつ子(フリーライター)・熊谷早智子(モラハラ・ポータルサイト「モラル・ハラスメント被害者同盟」管理運営者)・水野紀子(東北大学大学院法学研究科教授)(2007).Q & A モラル・ハラスメント 弁護士とカウンセラーが答える 見えないDVとの決別 明石書店 pp.8
(2) モラハラってどんな意味? http://useful-information.net/morahara/entry1.html
(3) LOVE戦場 http://lovecen.com/moralharassment/
(4) 心が辛くなったら読む薬 http://taijinkyofu.com/morao-3796
(5) うわこい(浮恋) http://uwakoi.com/uwaki273.html
(6) 男性専門話し合い離婚・家庭問題相談室 http://meiwa-office.com/morahara.html
(7) BP.Labo  http://woman.bp-labo.com/naturalbeauty5/2/
 
 
<執筆者プロフィール>
須賀 香穂里(すが・かほり)
神奈川大学人間科学部・人間科学科所属。社会心理学や人間関係をテーマとした執筆活動を行っている
 
 
<監修者プロフィール>
株式会社とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
 
 

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